「囃子と仕舞の会」は仙台市能楽振興協会の年間恒例行事の一つです。
仕舞は、曲の中で最も鑑賞に値する部分を取り出し、シテ(主役)が合唱の部(地謡)によって、戯曲的な内容を紋服・袴のままで表現するものです。
能の稽古は仕舞から始まると言われ、「一曲をまとめて始末をつける舞」ということで、仕舞と言われています。
仕舞の体制に一人ずつの構成になっている笛・小鼓・大鼓・太鼓の合奏の部(囃子方)の演奏によって「舞事(まいごと)」とよばれている序の舞・中の舞・男舞・神舞などをシテがリズムよく舞うのであります。
ただし、曲によって太鼓が参加しないこともあります。
囃子と地謡と舞が揃っている場合を舞囃子、囃子と地謡のみを居囃子、囃子のみを素囃子といいます。
また、囃子方(笛・小鼓・大鼓・太鼓)と一対一で競演するのを独調といいます。
日時
2019年11月10日(日) 13:30~16:00頃
会場
せんだい演劇工房10-BOX 別館 能-BOX
仙台市若林区卸町2-15-6
主催
仙台市能楽振興協会
お問い合わせ
仙台市能楽振興協会(鈴木方 TEL 022-252-1470)